2010年12月28日火曜日

(まとめ)プロ選手のフォアハンド

①左手でスローとを持ちながらボディーターン 
「右手はコック・バック」(右利き)

②右手はループスイング(脱力)・左手は打点を指す(同期)
③右手は振り下ろし(脱力)前へ加速・左手は引き上げ(同期)
④インパクトは前、そこからループスイング
⑤左手の近くまでラケットを振り抜く

ノバク・ジョコビッチのフォーム


ロジャー・フェデラーのフォーム

(参照:http://www.fuzzyyellowballs.com/

2010年12月27日月曜日

⑦フォアハンド ボールに勢いをつける

「ボールに勢いをつける」

ループスイングから打点に降りだしてゆくときに
ボールを前で捉えると同時に、体重移動も前にシフトすると勢いがつく。


(参照:http://thetennisvault.com/

ここで気をつけるのは、前に加速して振り出す時に、肘が曲がらないこと。
肘が曲がると、ラケットがドアスイングとなりコントロールと勢いを失う。
グリップをコックしながら、グリップエンドから前に出てゆき、
肘が前で伸びきるところで、ワイパースイングをする。
こうすることで、前で捉えて、コントロールが狂わず、
ボールに勢いを付けることができる。

※この「Coach Kyril」のサイトはとても自然な形で色々なショットの
 打ち方を解説している。前編英語であるが、とてもわかりやすい。
 学生の皆さんの英語の勉強にも一石二鳥でしょう。

2010年12月26日日曜日

⑥左腕を使う 体全体を使えて次の準備にも

「左手の引き上げ」(右利き)
バックスイングから振り出してゆくのに連動して、「左手を肩まで引き上げる」。
これを意識することでボールを前で捉えることが容易になる。
(左右の肩を結ぶラインが一定に連動)

体の左側の筋肉(背中、胸、脇腹)が自然と作用して
右腕を無理なく前に押し出してゆく。
右腕に余計な力が入らず、コンタクトとフォロースイングに集中できる。

同時に、軸足のひねり上げと股関節の入れ替えによる体重移動も容易になる。


(参照:http://thetennisvault.com/

「体の軸の維持と次への動作」
左耳のところに来た左手でラケットを掴む感覚。
これを意識することで、よりしっかり振り切れて、体の軸も左へ流れない。

次への動作への準備も容易になる。グリップチェンジは左手で素早くできる。

右腕だけでなく体全体を効率的に動かすためにこの「左手の動作」が重要なキーとなる。

2010年12月25日土曜日

⑤コンタクト 前へ押し出す 左手の引き上げ

「振り回すのではなく、押し出す」

コンパクトなループスイングで「下から」振り上げてゆく。

この時大切なのは「前に押し出してゆく」こと。


ちょうど、公園のベンチが打球方向に置いてあって、
その上に数冊の本が立てて並んでいる。
これを、ベンチから横へ落ちることなく、本がドミノ倒しにならないように
コックした手で前へ押し出してゆく…。これを想像する。


(参照:http://thetennisvault.com/

「ワイパー・スイング」

打つの瞬間に、ドア・スイングにならないこと。
このためには、コンタクトの瞬間にワイパー・スイングを心がける。
体の前でコンタクトし、ちょうど車のワイパーが前に見えるようなイメージ。
これにより、ラケット面は前を向いたままボールを押し出しながら
振り上げることができる。

スピンをしっかりかけるには、バックスイングで少し面を伏せる(下に向ける)。
その状態で下から前に振り上げてゆき、ワイパースイングにする。

ドア・スイングにならずに振り上げるコツとして、左手の使い方がある。
ボールの方向を指していた左手を左耳の横に引き上げると軸が安定する。

2010年12月24日金曜日

④ボディーターン ループスイング

「ボディーターン」

ラケットのスロートを左手で「持ったまま」、90度ボディーターンする。
右手だけでラケットを引くと、遅い、ぐらつく、右腕に余計な力が入る。
ボディーターンの方が素早い。また、軸足(右足)に体重が乗る。
このとき、右腕(利き腕)は脱力。左手でラケットを支え、若干右へひねる。

(参照:http://thetennisvault.com/

「コンパクトなループスイング」

ボディーターン完了の流れで、右腕は肘を支点に虹の形にラケットを開く。
(脱力)
体の正面から開いて、ラケットの重さで時計の4時の方向まで振り下ろす。
(まだ脱力)
直線的に引いて打点に向かうのではなく、
ループさせてラケットを加速させる。

左腕は、ラケットを離して打点となるあたりを指す。
(ボールと打点の距離感を視覚に刻む)
右腕と左腕は虹(扇)を開くように同期(simultaneous)させる。
(体の軸を安定させる野に役立つ)

この時も、手首のコック(コックバック)は忘れずに。

2010年12月23日木曜日

③打点は前 動体視力 打点に目を残す

「視界を変えることなく、良くボールが見れる」

ボールは前から飛んで来る。体の横でボールを捉えると首は90度横を向く。
視界も一気に変わってしまう。(ネットの方向が見えない)
距離感覚も変わり、ボールを視覚として捉えにくくなる。
手元でボールの速度が急に早く感じて振り遅れの原因にもなる。


(参照:http://thetennisvault.com/

人間の本能として、打ちに行く瞬間にボールが飛んでゆく方向に
意識と目が行く。
つまり、横を向いた首が打つ瞬間に前を向く。
すると体の軸まで狂ってしまう。
ボールを前で捉えれば、視界を変えず首の動きを少なくでき、
体の軸を保って打てる。

どんな場合でも、体の軸を保つために、
首の動きは少ないほうがいい。
特に、ボールを打った瞬間は「視線を打点に残す」ことが大事。
ボディーは正面にターンしつつも首を動かないようにする。

意識して何度も繰り返すことで、自然と目は打点に残るようになる。

2010年12月22日水曜日

②打点は前 ボールに力が伝わる。怪我の予防にも。

「打点は前に」

止まったボールを打つゴルフとの違い、テニスはボールが飛んでくる。
打点での少しのブレでボールのコースは大きく変わってしまう。
インパクトの僅かな瞬間では引っ叩くのではなく、
打つ方向へ押し出す感覚が必要である。


(参照:http://thetennisvault.com/

また、体の横(顔の正面)でボールを捉えると、打点が後ろになる。
この状態では、利き腕と肩の力だけしか使えない。
力も入らないし、肘や肩に大きな負担となり、
腱鞘炎やテニス肘の原因にもなる。

手首をコックして、前で捉えると力が入るのは
腕立て伏せや、壁を押すとき、モノを上に持ち上げる場合を考えれば
自然と理解できる。

「打点は前」 鏡の反対側へ打ち返す感覚。

2010年12月21日火曜日

①手首をコックして、前でボールをとらえる。

フォアハンドグリップで大切なのが、「手首」

「手首がグラつかない」こと。

そのためには手首を甲側に反らせる。(コックする)
これが一番安定する。ぐらつかない。

前でボールを捉えることが簡単になる。
コックした状態でスイングしてゆくと、
ボールとのコンタクト・ポイントは自然と前(ネット方向)になる。


(参照:http://thetennisvault.com/

コックせずに強打しようとすると、面がウチワで扇ぐように回る。
するとコントロールがつかない。

面を前に向けた状態でコントロールを保ち、ボールに力を入れるには
コックした状態で、ワイパーのようにラケットをスイングするといい。
これには、セミウエスタンかウエスタン・グリップで握るのが向いている。

2010年12月20日月曜日

フォアハンドのグリップについて

グリップで気をつけることは、ハンマーグリップにならないこと。
人差し指の付け根とヒールパッドと呼ばれる手のひらの部分を
結ぶラインでラケットを包みこむ。
(ビデオの1分38秒位から解説)


(参照:http://www.fuzzyyellowballs.com/

人差し指と中指の感覚を少し開けて、人差し指を引っ掛けるように
すると、ラケットの操作が格段によくなる。

ビデオでは3種類のグリップの説明をしている。
①コンチネンタル・グリップ・・・番号が2番のところに、
 人差し指付け根とヒールパッドがつく。
 →これは、サーブやボレー、バックハンドのスライスでよく使う。

②イースタン・グリップ・・・・・番号が3番のところに、
 人差し指付け根とヒールパッドがつく。
 →これは、ボールをフラット気味に叩きつける人が好む。
  例:ロジャー・フェデラー

③ウエスタン・グリップ・・・・・番号が4,または5に近いところに
 人差し指付け根とヒールパッドがつく。
 →これは、スピンをかけやすい。下から上への擦り上げに向いている。
  例:ナダル

※このビデオのFuzzyYellowBallsのサイトはとてもおすすめ。
 いろいろなレッスンやTOPプレイヤーの動画が満載。
 弱点克服のいいイメージトレーニングになる。

2010年12月19日日曜日

最初の一歩 フォアハンド (Stroke forehand 1)

グリップの握り方 構え ボディー・ターン

グリップは手のひらをラケット面につけ、
そのままグリップエンドまで下げてゆく。
グリップの斜めの狭い面に、
人差し指のナックルが乗るくらいがいい。
脇はすこしだけ開ける。体にくっつけない。
利き腕と逆の手を、グリップのスロートの
上部に添える。(重要)


(参照:PlaySportsTV http://www.playsportstv.com

手を添えたまま(右利きなら左手)をボディーターン。
ボディーターンでラケットを自動的に引くイメージ。
ラケットを持つ手での力でラケットを引かない。(脱力)
むしろ、ラケットを持たない方の手の力で、
右肩(右利き)の前位にグリップが来る程度。

※決して利き手の力で後ろにバックスイングすることはしない。

ターンするときに、相手にポケットが向くようにイメージする。