「振り回すのではなく、押し出す」
コンパクトなループスイングで「下から」振り上げてゆく。
この時大切なのは「前に押し出してゆく」こと。
ちょうど、公園のベンチが打球方向に置いてあって、
その上に数冊の本が立てて並んでいる。
これを、ベンチから横へ落ちることなく、本がドミノ倒しにならないように
コックした手で前へ押し出してゆく…。これを想像する。
(参照:http://thetennisvault.com/)
「ワイパー・スイング」
打つの瞬間に、ドア・スイングにならないこと。
このためには、コンタクトの瞬間にワイパー・スイングを心がける。
体の前でコンタクトし、ちょうど車のワイパーが前に見えるようなイメージ。
これにより、ラケット面は前を向いたままボールを押し出しながら
振り上げることができる。
スピンをしっかりかけるには、バックスイングで少し面を伏せる(下に向ける)。
その状態で下から前に振り上げてゆき、ワイパースイングにする。
ドア・スイングにならずに振り上げるコツとして、左手の使い方がある。
ボールの方向を指していた左手を左耳の横に引き上げると軸が安定する。