相手がボールを打つ瞬間にスプリットステップを踏む
習慣をつけましょう。
スプリットステップを踏むことで
①着地時点で一度は下に重心がゆきます。
ちょうど下半身がバネのように縮みます。
②そのバネの反動で、次の動きが素早くなります。
また足に無駄な力がはいらずにすみます。
この自然のバネの力を利用するのです。
(参照:http://www.fuzzyyellowballs.com/)
スプリット・ステップのタイミング
スプリットステップは
相手がボールを打とうとする瞬間にとります。
ボールが相手のラケットに当たる瞬間は空中にいます。
一見遅いように思えますが、その後は上記の「バネ」を
利用して、勢い良く打球方向へ行けますから大丈夫です。
むしろ、着地時点でボールが来る「方向」や「距離の予測」が
はっきりしていますから思い切り飛び出せるのです。
タイミングが早過ぎると、着地してから足をもう一度
踏ん張ることになり、勢いが無くなってしまいます。
これはサービス・リターンでも同じです。
むしろ、レベルが高い打ち合いになると
相手のボールが早いときこそ、
しっかりとスプリットステップをとります。
次の動作でより素早くコンパクトに打つためです。
※マラト・サフィンが相手のサーブが打たれた後にも
まだ空中にいるのを御覧ください。