ボールへのコンタクトと腕の振り
ボールへはラケットを「縦に」出してゆく(空手チョップ)
トロフィーのポースから肘を上にラケットヘッドを下にしてから
肘を振りあげてゆきます。その時、足も伸び上がってゆきます。
ラケットはその時、ボールに向かってラケットのエッジを叩きつけてゆきます。
曲がった肘を伸ばしながら、空手チョップのようにボールを叩きにゆきます。
(参照:http://www.fuzzyyellowballs.com/)
トスでボールを少し前に上げていますので、ボールのコンタクト直前で
肘が伸びてゆくと自然と手とラケット面は前に向いてきます。
これを「プロネーション」といいます。(面を前に向ける意識をもちます)
コンタクトで少しだけボールの外側(右利き:時計の2時から3時方向)を叩く
感覚で振りぬきます。スライスが自然とかかります。
※(体感してみましょう:プロネーションとスライス)
右手で後頭部の右耳の後ろあたりを触ります。
肘は前に上げます。(ちょうど右目の右前に来ます)
後頭部から右側頭部を撫でるように右手を前に出してみましょう。
この時、①前にいる人に「5!」を見せる手のひらを前に出す。
または、②空手チョップ状態のまま小指方向を前に出します。
どちらが側頭部をこする力が強いか体感いただけると思います。
(注:首の安全のため、あまり強くやらないでください)
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※「プロネーション」とは
この不自然に見える腕の振りは、実はとても自然なのです。(投球も同じ)
(例)「空手の正拳突き」(←動画参照:http://eishinkai.jimdo.com/)
腰に構えでは拳は下・手のひらは上。突き出すと拳は上・手のひらは下。
拳が回転します。最も肩が入り体重が拳に伝わります。
※サーブではこれをトスしたボールに向かってやっているとお考えください。
◎プロネーションは2つの動きからできています。
①肩の内旋:右利きの場合、肩を反時計周りに回す動き。
(「はい、誓います」のポーズからテーブルを叩くような動き)
②肘・手首の回内:ドアノブを反時計回りに回す動き。(右利き)
ボールを投げる動きとサーブの動きは似ています。両方とも肘を曲げた状態で
前方向にボールを飛ばすように腕を振り上げると、この動きが一番自然です。
ウチワを扇ぐときの動きも似ています。
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